小人で友情なTVアニメ動画ランキング 3

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75.3 1 小人で友情なアニメランキング1位
金色のガッシュベル!!(TVアニメ動画)

2003年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (540)
3393人が棚に入れました
高嶺清麿は、普通の中学校に通う、見た目は普通の中学生。だが、MIT(マサチューセッツ工科大学)の論文さえもたやすく理解してしまう頭脳の持ち主である。そんな彼はクラスにも馴染めず、不登校を繰り返し、鬱屈した日々を送っていた。
ある日、清麿の家に謎の少年ガッシュ・ベルが現れる。彼は清麿の父親から「息子の友達になってくれ」と頼まれ、はるばるイギリスからやってきた元気な男の子。退屈な日々は終わりを告げ、ガッシュとの騒々しい毎日の幕が開く。やがて清麿とガッシュの前に次々と敵が現れ、一つの事実が明らかになってくる。実はガッシュは千年に一度行われる魔界の王を決める戦いに参加させられた、100人の魔物の子の一人だったのである。
次々と襲ってくる魔物たちとの戦いの中で、『やさしい王様』になるという志を抱くガッシュ。然し彼らの前にはさらに強力な魔物が…。

声優・キャラクター
櫻井孝宏、大谷育江、秋谷智子、前田愛、釘宮理恵、折笠富美子、小嶋一成、高橋広樹、菊池正美、こおろぎさとみ、置鮎龍太郎、山崎和佳奈、山田きのこ、桑島法子

ジェロニモ さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

熱血好きが自信を持ってオススメする萌えならぬ燃えアニメ

原作は週刊少年サンデーで連載されて、2度の映画化も行われた人気作です!

一般的にも人気のある作品だと思います。


ジャンルは王道バトルもので、100年に1度、魔界の子供100人が人間界に送られて魔界の王様を決める為の戦いをする物語です。

王道ものでは1番熱くて感動できる作品だと自負しています。


あとギャグのセンスもピカいちです。

ほんとにほんとにオススメなんですけど、アニメだとやっぱし長いと思うんです。

しかも物語後半でいきなりガッシュの声優が変わったりして違和感が尋常じゃないです。


しかも終わり方もよくわかんないんですよね…

やっぱこの作品は漫画で読んだ本がいいのかも知れませんね。

終わり方がよく出来すぎていて感動が止まらなかったです。
今でも思い出しただけで涙腺が緩んじゃいます…

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

シェリー さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

まっすぐな意志と強き思いはやさしさから生まれる

電撃を吐く子どもと分厚い赤い本でおなじみの『金色のガッシュ!!』
すっごい好きです。なのでその良さについてだらだらと書いていきたいと思います。

天才が故に孤独を強いられてしまった中学二年生の高峰清麿。
そんな息子の状況を見たイギリスの大学教授である父から送られてきたのがガッシュだった。
バカみたいに正直でまっすぐなガッシュが清麿の卑屈になり深く埋まってしまった優しさを
泥まみれになりながらも心の中から掘り出す、友情を力強く語る情熱的な一話から始まり
多くの悲しみと苦しみと悪に立ち向かう小さな戦士たちの物語です。

100人の魔物の子どもの中から魔界の王を決める戦いに参加しながらお話は進んでいきます。
自分が許せない物事に関してはとことん前へ前へと突き進むガッシュやその仲間たちはかっこいいです。
でもまだまだ子どもな彼らにとってはキツイこともたくさんあるし、たくさん泣いてしまいます。
この作品の良いところはその涙を流しつつも、さらにはそれをもバネとし恐いものへ立ち向かっていく姿にあります。
グッときてしまうこともしばしば。
魔物は自分の本を燃やされてしまうと魔界へ帰ってしまうのですが、
そのパートナーとの別れも感動的だから涙腺の緩い僕は忙しかったですw

アニメは原作と違うところはすべて飛ばして観たのでそっちの方はわかりませんが
好きなキャラはガッシュ、ティオ、コルル、ダニー、レイラ、バリー、ロデュウ、ウォンレイ、フォルゴレです。

ガッシュ、ティオはもちろん好きです。
コルルに物語の中で非常に重要な役目を持たせたのはすごく良かったです。
彼女の思いがガッシュの意志となりちゃんと生き続け、振り返る度に不憫な目にあった彼女を思い出す構成は素晴らしいです。
ダニーはいいですね!ホント好きです。別れ際のじじいもキザだねえ!かっこいい!
レイラは単に可愛かったのもありますが、恐怖の中でも信念を突き通そうというその姿に感動しました。
バリー、ロデュウはあの別れのシーンにグッときてしまいました。いや、ホントはグッとどころかムチャクチャ泣きましたがw
バリーの読者への裏切りとも呼べる自己犠牲の行為とグスタフとの別れはとても涙を我慢できませんでた。
敵ながらロデュウも◎。強引にチータを引きずり回していたかと思えばすごく彼女のことを考え、励ます彼のギャップにやられました。
彼はやっと最後に自分を取り戻せましたね。よかった、よかった。
ビジュアルが一番かっこいいウォンレイとリイェンの関係は出番こそ少なかったけれどなかなか泣かせてくれました。
フォルゴレの病院コンサートは良かったです。あの背中は忘れられない。


今作の主人公は「こども」でした。
彼らは数多の作品で愚直なまでのまっすぐさと純真な心で、
成長するにつれて社会やルールに縛られ大事なものが見えなくなってしまった
「こども」ではない人々の心を洗い流し、今一度大事なものはなにか問いかけてくれています。
また、大きなところではピーターパンは幻想の国で永遠に生き続け、星の王子さまは希望を残し夭折しました。
そうやって彼らが社会の外れで存在することはわれわれにとって救いにも似た思いを馳せる場所であると思います。
杜にあるほこらのように、深海に生きる生物のように、地の底を這う地底人のように、
また『ハチクロ』の観覧車のように、腐海のように、ラピュタのように、はたまた全知全能の神のように。
それはどこにもないようで、われわれのすぐそばにあるとても尊いものです。

この作品はいつ観ても笑えますし、微弱ながらも励まされます。
アニメだと大谷育江さんのガッシュの声が聞けるのでなおのことです。
あの声は普段は王様口調と相まってすごくかわいいし、シリアスな部分でもとっても映える声です。

とっても好きな作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 9

Hawaii さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何気に良かった

設定とか秀逸でした。
ありがちなバトルアニメだったけど楽しかったです。
泣ける部分もあったし少年向けアニメとしては
良作だと思います。キャラも独特でみんな好きです。
王道感があっておすすめできますね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 7

60.9 2 小人で友情なアニメランキング2位
武装神姫(TVアニメ動画)

2012年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (414)
1993人が棚に入れました
「マスター、起きて下さい。朝でーす!」
海外生活から帰国した理人は、高校入学初日、アーンヴァル型の神姫・アンに起こされ慌しい朝を迎えた。 大量の引越し荷物の中から出てきたのは、アルトアイネス型のアイネス、アルトレーネ型のレーネ。
全高15センチの彼女たちにとっては、片付けは大仕事!マスターのためにはりきる3人が、掃除や片づけを一生懸命進めていると、「大切」と書かれている箱が…。
この箱の中身はいったい…理人の「大切」なものとは?

声優・キャラクター
阿澄佳奈、茅原実里、水橋かおり、中島愛、加藤英美里、水島大宙

Smog さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

好きなキャラが見つけられるかどうかがポイント。フィギュアサイズのロボという設定をうまく活かした作品。

フィギュアなどのメディアミックス作品。
全12話。

自分の意志を持つフィギュアサイズの小型ロボットが、持ち主であるマスターのためにがんばる話。
小型ロボットという設定を活かして、キャラの立て方への違和感を薄めるというアイデアが斬新な作品です。

一番の見所は、キャラクターでしょうか。
主要なキャラはすべてロボットです。
フィギュアサイズのためいちいち仕草がかわいらしく、「小さい子が一生懸命何かしようとしている」ような感じが良かったです。
ロボゆえに、ありがちなわかりやすいキャラクター設定もすんなり受け入れることができましたし、マスターに従順&マスター大好き!ってしてても違和感はありませんでした。
また、小さいのに戦闘能力が高かったり、力持ちというギャップも楽しめました。
このあたりは設定がうまく活用されていた印象です。とても斬新でした。

ストーリーについて、基本はマスターのためにいろいろがんばるという話です。
設定を活かしてバトルあり恋愛(?)ありの展開で構成されています。
これといってインパクトのある話はありませんでしたが、キャラ萌枠として見れば特に気になりませんでした。

作画について、意外にも戦闘シーンが見応え十分でした。
キャラ萌枠として視聴していたので、なんだかもったいないなーと感じてしまったのが残念です。
そういう意味では、ストーリーに厚みがあれば、もっと楽しめたのかもしれません。

音楽について、特筆すべき点はありません。
特に違和感なく見ることができました。

声優さんについて、阿澄佳奈さん、茅原実里さん、水橋かおりさんなどがメインで出演されています。
また、加藤英美里さん、喜多村英梨さん、 堀江由衣さん、田村ゆかりさん、井上麻里奈さん、悠木碧さん、竹達彩奈さん、白石涼子さん、釘宮理恵さん、豊崎愛生さん、神谷浩史さんなど、ちょい役の声優陣がとても豪華でした。
キャラ萌枠は声優さんも大事だと思いますので、好きな声優さんが出演されていれば楽しめると思います。

総評としては、ちょっともったいない感じだったでしょうか。
前述のように、ストーリーに厚みがあれば、もっと楽しめたと思います。
キャラ萌枠として視聴しましたが、お気に入りのキャラが見つからなかったため、終始眺めて終わってしまった印象です。
お気に入りのキャラが見つかれば楽しめる作品だと思います。

蛇足ですが、制作会社がIS<インフィニット・ストラトス>と同じです。
ISもストーリーよりキャラ重視、しかも戦闘シーンの作画がスゴイという印象でした。
そういう意味では、ISフィギュア版といった印象も受けました。

好きな声優さんが出演されている方、キャラ重視の方にオススメできる作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 28
ネタバレ

ストライク さんの感想・評価

★★★★☆ 3.6

何かが足りないような・・・ちょっと惜しい。。。(-ω-)

1話見た感想

う~ん、「インフィニット・ストラトス」「そらのおとしもの」+メイド要素って感じでしょうか?
萌え系も入っているし、ストーリー次第では、人気出そうな予感です。

小さい人形が、バトルするのを見てて、一瞬、大分昔に見た「プラレス3四郎」を連想したが・・・(笑)

ちっちゃくて可愛い女の子達が、マスターの為に尽くす所なんかは良いですね~^^

今後、バトルメインになるのかな?
個人的には、バトルメインより、ほのぼの、泣けて笑える等の、ドラマティックな展開がいいけど・・・。^^

なんにしても、これからが気になります!
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最終話まで見た感想
{netabare}
タイトルに、武装って付いてるから、てっきりバトルメインかと思ったら、終始キャラ萌え系でしたね~
(´・ω・`) 
あれなら、武装する意味が分からなかった。
武装するんだから、「目指せ!最強神姫」で、大会メインで
もっとバトルしてもよかったかな?って思います。

でも、神姫が可愛いから、バトルは似合わないかもですが。。。(^^;

出てくる神姫達は皆、マスターに忠実で、マスターが大好きです。
健気で可愛かったですね!^^

ストーリー的には、これと言った感動がある訳じゃないし、
続きが気になる展開も無かったので、ちょっと残念な気がしました。
(=^・ω・^)
もっと、泣けるとか、感動できるドラマチック風にして欲しかった・・・って言うのが、素直な感想でした。
(-ω-)

OPの歌が、途中から声優さん別に毎週代わって歌ってたのが良かったです。^^
{/netabare}

キャラ萌え系が好きな人にはオススメです。!(*^ー゜)b!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

フィギュアが働きます!話します!戦います!そして、ちょっとおっちょこちょいですw

全12話 オリジナル作品

神姫と呼ばれる小型のロボットが、様々な用途に使用されて人々の生活の中に溶け込んだ世界。一人暮らしの高校生、理比 理人(りひ りひと)にも3体の神姫アン、アイネス、リーネを所有し、その後もう一体ヒナが合流します。マスター(理人)と4体の神姫たちのほのぼのとした日常を描いた作品です。

基本的に1話完結でシリアスな展開も何話かありましたが、基本的にはほのぼのしてます。{netabare}(マスターを追ってみんなで沖縄まで行くお話が好きでした){/netabare}

4体の神姫が主体でお話が進むのですが、他にも色々な神姫が登場します。量産型なので同じタイプの神姫も出てきますね。{netabare}(理人がアンと同タイプの中に混ざっていたのをすぐに発見したところは、絆を深く感じました){/netabare}

神姫は基本マスターに忠実なので、良くも悪くもマスターの味方になってくれます。マスターを思うところは神姫みんな同じなのでちょっと悲しくもあり健気でした。{netabare}(捨てられた神姫の世界はちょっと悲しいお話でしたね){/netabare}

アンやアイネス、リーネ、ヒナたちのちょっとドジなところもご愛嬌ということでw、マスター思う神姫たちの活躍を観てくださいね。

OP 4人の神姫CV阿澄佳奈さん、茅原実里さん、水橋かおりさん、中島愛さんが歌ってます。作曲が織田哲郎さんという人選も渋いですね。可愛い曲です^^
ED azusaさんが歌ってます。ほのぼのしてますね。

最後に、この作品に出てくる色々な部屋に変化する神姫ハウスはほしいですねw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

58.4 3 小人で友情なアニメランキング3位
山賊の娘ローニャ(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.3 (116)
494人が棚に入れました
物語の舞台は、中世ヨーロッパ風の世界に広がる雄大な森。 主人公の少女・ローニャは、その森の巨大な古城に暮らす山賊マッティスの一人娘として生まれます。父、母、そして山賊仲間たちの愛情を一身に受けながらすくすくと成長したローニャは、ある日、一人で森に出ることを許されます。
初めて足を踏み入れた森には、不可思議な生き物たちが棲んでいました。自分の力で、時には両親の助けを借りながら徐々に森で生きる術を学んでいくローニャ。
そして、ビルクという名の少年との運命的な出会い・・・
子どもたちの未知なるものへの憧れと成長の喜び、子の成長を願う親の愛情、親子の葛藤と和解・・・ 本作では、ローニャという一人の少女の成長をとおして、家族の物語を描きます。

声優・キャラクター
白石晴香、宇山玲加、関貴昭、野沢由香里、佐々木梅治、赤星昇一郎、西凜太朗、小川剛生、杉村憲司、島田岳洋、手塚祐介、姫野惠二、谷昌樹、土井美加、加藤沙織、遠藤ふき子

米麹米子 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

良作でした(*´∀`*)♪

とりあえず、1話と2話視聴。

内容はタイトルのまんまだけど、ローニャが産まれる前から
もの凄く丁寧に描かれています。
これ、女の子に見せたいな…って思う始まり方。
赤ん坊のローニャが可愛いのと
親ばかっぷりと、沢山の愛に包まれて育ってるのが
ひしひしと感じる事ができて

やばい!赤子こねくりまわしたい!と思いましたw

どこだったか何で読んだか
(ウロだし、ソースないから間違ってるかも…ゴメ ン;)
子供は産まれて来る時に全身の間接外して産道通って来るんだって。
もの凄く痛いけど、親の為に
その痛みを耐え抜いて産まれて来るから
それがもう一生分の親孝行なので無駄な期待をしてはいけない。
3歳まではただただ可愛いので
子供を産んだご褒美なのだと。

中々子供向けor親御さん向けで良質なものって少ないから
こういう作品はとても貴重な作品ではないかと思う。


作画はいいね。
3DとCGと手書き?
原作はアストリッド・リンドグレーンの児童書。
監督は宮﨑 吾朗

OP「春のさけび」
作詞 - 宮崎吾朗 / 作曲 - 谷山浩子 / 編曲 - 武部聡志 / 歌 - 手嶌葵
ED「Player」
作詞・作曲 - 斉藤和義 / 歌 - 夏木マリ

両曲ともいいけど、EDの方が好みかも。
夏木マリさんなのかって思った(良い驚き)

BSもだけどニコ生でも見る事が可能です。
エリンと共に女の子に見せたいアニメに仕上がればいいな♪


吾郎叩きが酷いので擁護の弁を述べてみる

元々は環境デザイナーだったと。
ジブリって利益でかいからパヤオ先生がいなくなると
大きな利益被害が生じる。
それで出されたのが長男吾郎氏。(多分ね、個人的にそう思ってるだけ)

偉大な父を持つと苦労するよなと思う。
成功したら七光り、失敗したら叩かれ、親と比べられる。

確かにポリ臭はするし、表情は滑らかではないかもしれない。
この作品はローニャ目線で見る作品なのだと思ってる。
初めて触れたもの、初めての感覚、初めての喜びで
満ちあふれてるではないか。

子供の目線で作られてる作品だと思ってる。(大事な事だから2度言うのだw)

背景はパヤオ先生のようにきれいじゃないかw
キャラは鳥女と灰色小人が好みだし、児童文学で一度映画化されてるので
そんなにハズレないと思うのです。

16話から急な展開に…唖然。
ローニャの侠気?に惚れました。
17話でまさか子供アニメでキュンとくるなんて…

もっと評価されてもいいアニメだと思うのです。
可愛い二人と森に住むキャラも可愛いし。
面白くなってきてるのでこれからが楽しみなアニメです。

視聴後の感想

全26話ですが、良かった。
全てを含む自然のものが表現されてて
二人の兄弟が恋になるのはいつなのだろうかと
のんびりまったり癒されました。
にぎやかなパパ上のキャラが非常に良かったです。
奪うものへの考え方や、満ち足りる事の幸福さ。
色々詰まった最終回でした。
個人的には、恋?の表現というか
お互いを大切に思うとか助け合い精神の愛が描かれていて
こちらの恋?の方が好みです。
恋にも色々あるけれど。

純粋で、元気で、眩しくて。
山に行ったらローニャみたいに叫んでみようかしら。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 37

Ka-ZZ(★) さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

宮崎吾朗監督の初テレビアニメ作品^^

この作品の原作はスウェーデンの児童文学作品との事ですが未読です。タイトルにも記載しましたが、宮崎吾朗監督初のテレビアニメ作品ということで注目していました。

この物語の主人公はローニャ・・・マッティス山賊の頭領であるマッティスの一人娘です。
今まで子供に恵まれなかったマッティス山賊にとってローニャの誕生はとても幸せな出来事・・・
小さい頃から皆んなに溺愛されて育てられてきました。
マッティス山賊の温かく家庭的な愛情に包まれながら、ローニャがハイハイからヨチヨチ歩き・・・そして元気に山を駆け回れるようになるまでの成長の軌跡がしっかり描かれています。
一方、マッティス山賊と同じ場所を縄張りにしているボルカ山賊とは昔からの対立関係にあったのですが、ある日、そのボルカ山賊が落雷で分断されたお城の片側に移り住んできたのです。
ローニャを自慢するマッティスでしたが、ボルカ山賊にもローニャと時を同じくして生まれたビルクという男の子がいたのです。
ローニャとビルクが出会い・・・物語が動いていきます。

ジブリの作風とヨーロッパ文学の独特な言い回し・・・これに抵抗が無ければ、MHKである事も相まって安心して完走できる作品だと思います。
でも安心し過ぎている面もあるので、視聴の優先順位は決して高くありませんでした。
正直冬アニメは視聴する作品が山ほどあったので、最後の数話は放送された週に見れず、後から纏めて視聴する・・・事もありました^^;
なるべく放送された週に見ることを心掛けていたのですが、冬は少しキツかったですね^^;

主人公のローニャ・・・小さい頃からマッティスを見て育ってきたので、気性の荒さは父親譲り・・・^^;
それでも性格が明るく素直なので、誰からも好かれるタイプです^^
そんなローニャなので、森でビルクと最初に出会った時の勇ましさといったら・・・モノに当り散らさない小さなマッティスを見ているようでした^^;
それでも、森での様々な出来事を通じてお互いの距離は徐々に近づいていくのですが、この辺りは是非本編をご覧頂ければ・・・と思います^^

ローニャ達が遊んでいる森には不思議が一杯です・・・^^
動植物に満ち溢れた森なのですが、灰色小人やずんぐり小人、或いは暗がりトロルの様な妖精がいたり、人間を見かけたら容赦無く襲いかかる女性の顔を持つ鳥女がいたり・・・
いかにも児童文学らしい設定でした。

なので、アニメ作品特有の萌えはありませんでいたが、ローニャのCVを担当された白石晴香さんの熱演が印象的でした。この作品の中でローニャはとても活き活きとしているのですが、それは多分に白石さんの功績によるものだと思います^^
気になってwikiで調べてみたら、声優としてだけではなく舞台でも活躍されているそうです。
まだ20歳と若い方なので、今後の活躍が楽しみですね^^
・・・と思ったら、この作品に出演されている声優さんは俳優・女優としての掛け持ちしている方が多かったみたいですね^^

2クール全26話の作品でした。
深夜アニメには無い安心感のある作品です。小さなお子さんに見せたらきっと喜ぶのではないでしょうか^^?
そして、宮崎吾朗監督の今後の動向が楽しみです^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 22

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

( ≧∀≦)ノ「うあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーー。」春の叫び

 宮崎吾朗監督と聞いて 思い出したのはジブリアニメのゲド戦記。原作が好きだったため私の思い描くものと違い がっかりした事でした。でも山賊の娘ローニャは 原作は読んでいないのですが 思った以上に 良かったです。



 山賊の娘ローニャは 宮崎吾朗さんのTV初監督なので ちょっと気になって視聴しました。3Dの違和感があったものの ローニャが生まれ 親の喜びやあふれんばかりの愛 ローニャのかわいらしさが画面から伝わってきて 私もあの頃の気持ちを思い出し胸いっぱいになりました。何度か観ているうちに3Dの違和感も薄れ 大自然の美しさに目も癒され 親の気持ち 子どもの気持ちを思いながら ローニャの成長を楽しんで観ていました。
 

 ビルクとの出会いで ローニャはよく考え行動を共にします。いろいろ書きたい事はあるのですが 視聴して個々に感じてもらうのが一番ですね。

 

 ロヴィスかあさん素敵です。でも毎日朝から晩まで大量の家事よくこなしていますね。私も主婦ですが、今以上なんて無理です。^^
 
 いつか、母親になった時のローニャもみてみたいですね。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 18
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